お茶と私と、生鮮食品売り場

お茶と私と、生鮮食品売り場

生鮮食品売り場

スーパーに行ってふと思った。

旬のお野菜やくだものって入ってすぐのところに、すごくいい顔して並んでいるよなぁと。色鮮やかでキラキラしてイキイキして「いらっしゃいませ!旬の私達を見て」と言われているようで。予定もないのにうろちょろして、香りに包まれて、ついついカゴに入れちゃうんですよね。スーパー寄り道ですよ。スーパー予定外ですよ。

これからお茶の旬の時期「一番茶シーズン」ですが、スーパーで入口に並ばないのかなって。地面一面を茶畑がプリントされたシートを広げて、茶畑の中を歩いているような気分にさせ、苗生を販売したり、お茶の花で飾り付けをしたり、休憩しながら試飲するためのスペースがあったり。

そんな新茶展示あるのかな無いのかなと思いながら、いちごやぶどうを横目に惣菜コーナーへ歩いていくのでした。

お店までの道

先日ホルモン屋さんへランチに行く途中にふと思いました。

お店のあるそのエリアは朝からでも昼からでも飲めるような雰囲気とお店が多いエリア。駐車場へ車を停め、アーケードへ歩いていく。

店までの通り道が、なんだかワクワクさせるのです。気分を盛り上げてくれるのです。真っすぐ行けば目的のお店があるのですが、ちょっと寄り道したくなる。遠回りしたくなる。

お店の配置などもあると思うのですが、壁画アート、グラフィティがとても印象的でした。アートがすぐ隣にあるのと無いのでは気分の上がり方違っただろうな。

設置する場所や見る人、感じ方では「落書き」や「治安が悪くなる」などの声もあるかもしれない。グラフィティアートは社会的な問題や政治的なメッセージが込められていることも多い。その時は直感的に良いなと感じた。

遠回りって必要だよね

生鮮食品売り場もアーケードのグラフィティーアートも目的へたどり着くまでの動線が今回なんだか気になった。お茶を買う動線ってどうあるべきなんだろう。

オンラインショップで買うまでの動線をワクワクしてもらうにはどうすると良いんだろう。そもそもそんな動線自体が不要なものなのか、遠回りってどうなのかなとか。

直線的に「買う」ではなく、ちょっと寄り道したくなるようなそんな「体験」を取り入れたいな。「美味しいから買う」ではなくて、「なんだか面白そう」とか「この記事興味あるなぁ」とか「ちょっと寄り道しようかな」って感じで買うにたどり着くまでの理由がいろいろあってもいい。

遠回りと一服

お茶を茶葉から淹れるのは遠回りだと思うことがある。手間がかかるからだ。のどが渇いた時、茶葉から淹れるだろうか。多分私は入れない。

遠回りが出来ることは贅沢な事だと思う。余裕があるんだと思う。嗜好品ってその時間も楽しんでいる。一服するための時間。遠回りの時間。それがきっと足りていない。

旬の食材は、期限がある。栄養価が高く身体が必要とする成分を多く含んでいると言われている。免疫力を高めたり、抵抗力をつけたりといい事だらけ。

これから旬の新茶。
ペットボトルのお茶もいいけど、茶葉や急須を使って淹れてみる。お茶を飲むまでを遠回りしてみる。

いつも飲んでいるお茶もいいけど、ちょっと寄り道や遠回りしていつもと違った旬のお茶を飲んでみるのもいいかもしれませんね。ワクワクするお茶やお茶を通しての体験に出会えますように。

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