自然の中で愉しむ野点(のだて)

自然の中で愉しむ野点(のだて)

野点とは

野点(のだて)という言葉をご存知ですか?

屋外で抹茶を点てて愉しむことを野点と言います。カジュアルに自由に愉しむ野点ですが、茶道経験が無い多くの方からするとちょっとハードルが高いイメージがあるのではないでしょうか。

端的に言うと、茶室ではなく屋外でお茶を飲むこと全て野点です。 屋外で飲む事をイメージすると、茶室で飲む事よりも、ぐっとカジュアルに感じませんか?

使用する道具

「お茶を点てて飲む」事ができればいいので、特に決まりは無いのですが、使用する道具をご紹介します。

-最低限用意したい-

  • 抹茶
  • 茶せん
  • 茶碗

-可能なら用意したい-

  • 茶杓(ちゃしゃく)
  • 抹茶篩(まっちゃふるい)
  • (入れるボトル)
  • お湯を沸かす道具
  • 茶巾
  • 敷物

茶筅は代用が効きにくいですが、それ以外は原則なんでもOK!


 

アウトドアブランド

大手アウトドアブランドから専用のキットが販売されるなど、注目が高まっているように感じます。

モンベル:野点セット

スノーピーク:野点セット(数量限定のため売り切れ)

 

アウトドアブランドの特徴といえば、軽量でコンパクト。そして丈夫。気軽に持っていきやすいのがポイントです。丈夫で匂い移りの少ない、樹脂製の茶筅もあります。

「エクストリーム茶会」という言葉も誕生しました。

野点の魅力

野点は堅苦しくなく、自然を楽しみながらお茶をいただける事が魅力です。

自然の中なので、場所や時間、季節によって、そこでしか手に入らないものがあると思います。作法や古格、型どおりのお点前は一旦離れ、まず自然の中へ行き、お湯を沸かしてお茶を飲む。

風を感じ、空気を吸う。光を浴び、お湯を沸かし、お茶を飲む。

「休憩」するのに「非日常な野点」はオススメです。

普段いる場所や行っている事から離れる、遠くにいくと言うことは心や体がリフレッシュするために欠かせません。

 

「お茶を点てて飲む」くらいの感覚で、非日常な刺激を味わえる野点。伝統は守りながらも、形を変えて繋いでいくものだと思います。

 

 9月もスタートですね。まだまだ暑い日が続いていますが、お休みの日にピクニックや近所の公園にいって野点しようかな。

 

「お茶で一服しませんか?」

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