山の日とは
「山の日」とは、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日です。比較的新しい祝日であり、2016年に制定されました。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
つまり、「人々が共に暮らしてきた山や森林の恵みに対し、感謝の気持ちを持つ日」と言い換えられるでしょう。
日本は国土の約6~7割が山地
日本は国土の約6~7割が山地に囲まれ、周囲を海に囲まれています。そのため、日本の人々は古くから山や海を畏敬の念をもってとらえ、これらの自然環境と共に暮らしてきました。この自然の贈り物に感謝し、共存していく姿勢が日本の文化に深く根付いています。
「山の日」を制定
1995年に「海の日」が国民の祝日として制定された後、山梨県をはじめとする複数の府県で「山の日」を制定する動きが出てきました。そして2002年、国際山岳年を迎える中で、「山の日」制定の構想が本格化しました。この年は、山々の重要性や美しさを国際的にアピールする機会として位置づけられ、山々に対する理解と関心が一層高まった年でした。
こうした背景から、「山の日」は新たな祝日として誕生し、日本の豊かな自然を讃える一日となりました。この日を通じて、私たちは山々がもたらす恩恵と美しさに感謝し、未来の世代にもその大切さを伝えていく責任を育んでいくことができるでしょう。
山に感謝
登山をしたり、山にある植物、山にいる動物のことを調べたりして、山に触れる日にしてはどうでしょうか。
山の恵に感謝しながら、これからも山を自然を大切にしていかなければなりませんね。
ちなみに…
抹茶の日(2月6日)
緑茶の日(5月2日)
日本茶の日(10月1日)
紅茶の日(11月1日)
玄米茶の日(11月1日)
お茶一杯の日(11月23日)
と、お茶に関する記念日もたくさんあります。